
ニュージーランド、カナダ、オーストラリアは教育水準が高く、英語圏の留学先として人気があります。3か国とも世界中から留学生が集まりますが、教育環境には違いがあります。そこで今回の記事では、3か国それぞれの国での留学の特徴について説明しましょう。留学先を決めるのに迷っている人は、ぜひ参考になさってください。
【ニュージーランド・カナダ・オーストラリア】各国の特色
ここでは、それぞれの国の特色について説明しましょう。
ニュージーランド
ニュージーランドは森林や山脈が多く、自然豊かでのんびりとした雰囲気が流れる島国です。さまざまなルーツをもつ人々が集まる多民族国家で、英語とマオリ語が使われます。
南半球にある国なので、日本と季節は逆です。また、首都のウェリントンは強い風が吹くことで知られています。羊大国なので食事はラム料理が多いことも特徴です。
カナダ
カナダは移民も多い多民族国家で、公用語は英語とフランス語です。さらに、中国語、イタリア語、ドイツ語、韓国語を話す人も多く、多様な言語や文化に触れる機会があります。
日本からはバンクーバーに直行便で行けます。日本と同じように四季があり、ウインタースポーツも楽しめます。日本との時差が大きく、最大で日本の方が17時間早く進みます。
オーストラリア
オーストラリアは比較的治安がよく、観光客からも人気の国です。ケアンズ、オークランド、シドニー、ゴールドコーストなどの都市が有名です。
南半球にあるので日本と季節が反対で、夏にクリスマスや新年を迎えます。東京からオークランドまで直行便で行けます。
日本との時差は最大でも2時間であることも魅力です。
教育制度・環境にどのような違いがあるか
ここでは、各国の教育制度や環境の違いについて説明しましょう。
ニュージーランド
ニュージーランドは教育先進国として知られています。留学先としては北島の都市であるオークランドがもっとも人気です。
学校の新年度は1月末〜2月上旬に開始し、12月上旬に年度が終わります。4学期制で各学期はおよそ10週間で、学期の間に2週間の休みがあります。
ニュージーランドではラグビーが人気です。ラグビーでは伝統的なハカを踊り、女子もラグビーをプレーできます。
また、南島のクライストチャーチの山は雪が積もるので、ウインタースポーツも体験できます。
カナダ
カナダでは、州によって義務教育期間やカリキュラムが決められています。
また、カナダの教員は副業可能なので、個性的な教員が多いことが特徴です。授業にも教員の個性が活かされています。
カナダは9月に年度が始まり、6月末に終わります。州によりますが、2学期制を採用している学校が多く、前期は9〜1月、後期は2〜6月となります。
7月と8月は夏休みになるので、基本的に留学生は一時帰国しなければなりません。現地に残る場合は、学校が開講するサマースクールや語学学校などの教育機関に在籍することが求められます。
アイスホッケーや野球が人気なので、興味がある人は留学中にチャレンジできるでしょう。
オーストラリア
オーストラリアは世界でもトップレベルの教育水準を誇ります。留学生の権利を守る国家法があり、留学生でも安心して学べます。
ワーキングホリデーの制度が充実しており、留学生でもアルバイト可能です。学校はニュージーランドと同じように4学期制です。
また、気候が温暖で、マリンスポーツが人気です。留学しながら人気のサーフィンも体験できるでしょう。
特殊な科目や制度があることも
国によっては、特殊な科目や制度があります。
ニュージーランド
ニュージーランドでは、ワーキングホリデーが可能です。また、学生ビザでも週20時間までならアルバイトができます。
留学しながら就労できるので、自分の実績として帰国後もアピールできるでしょう。また、留学生を守る法律があるため、安心して留学できます。
オーストラリア
高校2年生・3年生にあたる学年になると、好みに合わせて選択できる授業が増えます。興味がある分野を追求したい留学生には、学びやすい環境です。
また、ワーキングホリデーで最長3年間滞在でき、学生ビザでも2週間で合計40時間以内なら就労できます。さらに、学校のホリデー中は制限なく就労可能です。
また、TAFEとよばれる職業訓練の専門学校への留学も可能です。
カナダ
高校1年にあたる学年からは3年間、留学生対象の英語の授業以外は自由に授業を選べます。また、カナダの公立高校に入学する際は受験がありません。
大学も入試がなく、高校時代の成績など総合的な評価で合否が決まります。しかし、大学は卒業するために単位を取るのが難しいといわれています。
また、カナダは子どものうちから自主性を伸ばすために、中学校や高校で選択授業があります。必修科目としては、キャリア教育があります。高校卒業後に向けてどんな準備が必要なのか、調べたり学んだりします。
さらに、選択科目に美容や料理、自動車整備などを学べる学校もあります。カナダは社会貢献に対する意識が高く、授業としてボランティア活動する場合もあります。
まとめ
今回は、ニュージーランド・カナダ・オーストラリアの留学の特徴について解説しました。同じ英語圏でも、国が変わると教育制度や環境は変わります。選択授業が豊富な国もあれば、留学生でもアルバイトで収入を得られる国もあります。また、留学中は現地のスポーツや文化などに触れる機会も多いものです。自分がどんな留学生活を送りたいか考えて、目的や予算にあわせて留学先を決めてください。
引用元:https://www.ginapartners.com/
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